NUDE!! NO NUDE!? by KISHIN KISHIN×NADiff A/P/A/R/T


『NUDE by KISHIN』(朝日出版社/シルマー・ モーゼル刊)発刊記念、
ということでNaddifが一階書店から四階のバーまで全館篠山紀信作品で
埋め尽くされている。


特に四階のバー、Magic room??? では”その場展示”というか、
モデルを撮影したその場所に作品が展示されていて
「おお、こんなところにこの女の子が裸で横たわっていたか」
とか思春期男子だと大変だろうというか。
「この子の胸、作り物みたいだけど本物なんだよ」
え、確認するんですか「そりゃあそうだよぉ〜」・・・とのことです。

トイレまであるし。紀信さんはこれがお気に入りの様子。


「いやぁ、アーティストって大変だねぇ(笑)」と紀信さん。
紀信さんは今年になってくらいに「これからはアーティストになってみようかな」
などと冗談めかした発言をしていたが、これだけの作品を生み出して
話ではヴェネチアビエンナーレの際に出展したこともある(1976年、第37回正式招待作家)。
その彼がいままでアーティスト、と自らを称しないできたことはある部分、
かなり厳しく自らをコントロールしてきたこともあるのだろうと思う。


一階の書店では合わせて入手困難な過去の掲載雑誌
バックナンバーなども販売中。二階ではコンタクトプリントなども一挙見せ。貴重。

終了後、駅前のホルモン焼きへ。恵比寿には6年前と12年前に暮らしていたが
当時からある人気店。同行者を恵比寿駅で見送ってのち、昔の会社の先輩が
誕生祝いをしてくれると飯倉の看板のない和食屋蕎麦屋の脇の白いドア、で
わかる人いるだろうか。よく喋るけど腕のいい板さんとシャンパンで乾杯する。