明るい部屋

日仏HPから。

 日仏学院で昨日から始まったバルトの絵画展を、ちょっと総武線沿線まで足をのばすついでに見てくる。というか自宅の最寄りはどうせ千駄ヶ谷なのだが、最近寒くて駅までも歩けない虚弱児っぷりを見せている。
 『明るい部屋』のメンバーに、知人の名前を幾つか見つけ、そんなの聞いて無かったよー、と思わずKさんに久々に会おうという連絡を取る。AQUIRAXとか康夫ちんは知ってたけど、へぇー。
 この日はうららかな天候で、坂倉氏設計の学院の建物ともに雰囲気よく、『明るい部屋』的に素晴らしい条件だった。バルトの絵は彼の思想の語り口とあわせて自在に囚われず空にむかって生き延びるような線、と書かれたものを何かで読んでいたけれど、実物を見ておおむね印象については同意。
 ただ言葉で表しきれない残滓のようなものが絵に向かったのではないと思う。あれは明晰に言葉であると思う。この人の国の言葉を知りたいと思う。(おっと日仏の思惑にまんまと)