2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本家訪問再び

さてさて、父方の本家であるところの開基400年くらい(焼失による移転改築はあったが)の寺が祖父の実家、まあ我が氏の本家である。黒部と言うとダムとか山を思い浮かべる人も多いとは思うけれども、ここは海辺の町、そして日本名水百選にも入っている地では…

Ron Mueck展@金沢21世紀美術館

金沢は確か四度目で、全て21世紀美術館がらみだと思う。ロン・ミュエックは三度目で、うち二度はカルティエ財団@パリと、財団展@都現美なので同じだ。写真で見る限り、あと話を聞く限りヴェネチアビエンナーレアート展でのアルセナーレでの展示『Boy』が見…

FUJI ROCK FESTIVAL

といいますか、全日参加でなくカウントするなら無駄に皆勤賞のフジロックでございます。いやホント。'97年の天神山から始まり'00までは全日程、そこからは最短で現地滞在17時間('01)、あとはそれぞれだけど三日間丸ごとというのはなくなりましたなぁ。校了…

花と緑と日々と

実家がそうであったことから、親元を離れて一人暮らしをはじめ学生のうちくらいまでは、部屋に花を切らしたことがなかった。そして、ふとしたきっかけで切花から根付いた薔薇の鉢を三年間ほど育ててもいた。それでも働き始めたり、ルームシェアをして見たり…

フクヘン。展オープニング@ラムフロム

ブログ『フクヘン。』でおなじみ(?)BRUTUS副編集長鈴木芳雄さんの個展『フクヘン。』展のオープニングと美術ライター藤原えりみさんとの対談が開かれたので伺う。というか、実は会場が通勤路というか徒歩5分圏内。向かいにはいつも使っている富ヶ谷図書館…

上野のちギロッポン

はた、と自分が使っている地下鉄線の先が上野であると気付く入社二年半目。そうだ、上野行こう。って言いますかなんか遠い気が勝手にしていまして、展覧会にもあまり足を運んでいなかったここ数年でした。それでバタバタと東博に向かってみたのですがギリ間…

ターナー賞回顧展@森美術館

一昨日が最終日だったターナープライズ展、遅くに行きざっくりと観ておお、あれがこれかぁ。などと既視感と同時にある距離の違和というかそういうものを楽しむ。一般で行ったので写真は撮れずだったけれど、デミアン・ハーストの母と子、分断されて。の牛分…

小さな本のための小さな展覧会

会社から徒歩一分程度の距離にあるINAXギャラリーにて、石上純也さんのヴェネチアビエンナーレに向けた展覧会が最終日だと気付いて急ぎ、合間に足を運ぶ。自分もバタバタとしていた日だったので、そのあとのトークまでいることもできずにほとんど会場を一周…

ギャラリー小柳〜アラタニウラノ

最近料理づいているため、その上ミキサーモノをよく作るため、暑さが増してきた今日はガスパッチョを作る。展覧会に出張にとてんやわんやの人に、夜食&朝食用にと、フレッシュのオクラとトマトも別添してタッパで持ったまま銀座一丁目はギャラリー小柳に。…

ロモ・ギャラリー

Daily pressさんからお誘いいただき足を運ぶ。根津美術館脇から西麻布へ抜ける道の途中にネオン看板の鮮やかなショップができていた。正式名称はLomography Gallery Shop Tokyo、今までセレクトショップやABCなどで見かけることの多かったトイカメラ・ロモの…

NADIFF a/p/a/r/t Open

本来7月7日、七夕の晩だったけれど日記スペースの問題で8日に記載。この晩は他にも色々レセプション&七夕で何かあったように思うけれど、ともかくいろんな意味で近いこちらへ直行する。 学生時代、神宮前に最初に住んでいたころ散歩圏内にワタリウムがあり…

ペーター・ツントー後編

ブルーダークラウス教会からCologneに戻り、徒歩で昨年末建立の聖コロンバ教会博物館・新館 "Kolumba Kunstmuseum"へ向かう。17時まで、って早いよ。自然光を多用するので季節によって開館時間が違う、とのことだったと思うけれど夏場で17時だったら冬はどう…

ペーター・ツントー

俗に言うピーター・ズントー御大の昨年作の作品を一気観しよう。と、この春よりブリュッセルで構造を学びながら働いているランドスケープデザイナー? で、いいのかな、土木デザインで頑張っている渡邉竜一くんと、朝11時前に駅で合流する。巨大なカプチーノ…

Insel Hombroich

さて、一本道をまっすぐいけ20分と言われた先には地平線くらい先が見えない 道が続く。途中踏切に遮られつつ。しかしまあ、ここは女性一人で来るには 夏期(8月除く、暑すぎ)の昼間しかお勧めできないかも。のんびりした街で人々も優しいけけど 何かあった…

Neuss市

CologneからIC〜デュッセル乗り換え鈍行RE15分で到着、の郊外都市ノイス。 ケルンからの距離感覚としては鎌倉くらい、駅前の雰囲気的には 与野本町(さいたま芸術劇場行く時くらいしか降りない、地方芸術振興都市)というとこからタクシーで15分、まずはラン…

Dominique Bouchet

12時からのランチ予約がようやく取れたので、RERで駆けつける。Restaurant Dominique Bouchet は、住宅街の比較的意外な場所にあるのですが、日本でのほうが有名なのかしら? と思うほど通じる人に出会わなかった。ホテルクリヨンの元シェフ、というと昨夜の…

最後のボレロ

2005年に封印されたはずのSylvie Guillemのボレロ、ですが4月のシャンゼリゼ劇場で"en Exclusive!"とかいうチラシが配られていて、そこに確かにあったのですよ。 "Bolero"という文字が。帰宅してよく見ると"hommage a maurice bejart"で、1 et 2 Juillet と…

拝啓パリの空

ケ・ブランリー美術館の最上階にあるレストランLe OMBREでランチ。この日は少し雨だったけれど、ジャン・ヌーヴェルさま設計のこのレストラン、カトラリーやらインテリアの選びも御大だそうで、正直なとこ、えーと建築だけやってたほうがいいんじゃないかと…