ハピバースデー

 その金曜日にほんちゃんの誕生日を迎えていたパードンさんの@SuperDluxeに呼んでもらっていながら行けずに飲んでいたわけで(いや実際は予算奪取の熾烈なネゴり合いが水面下で進行していたので本気で家から4軒隣のバーまでしか出れなかった)とても良かったらしいと聴いてあとから地団駄なのですがami(シトロエン)が帰ってきたら遊びにいきます、CDも買います。きっとあの人は本当に天使のようなのであの地下室は想像に違わずよい空気で満ちていたでしょう、40才おめでとう。菊地さんは日記で「悪そうな(とてもクールな)」とか書いてましたが(笑)、そういうのとはまた違って中目黒(薬局)付近のBなひとは特別にピュアな感じがするんだけどな。ロバートとパードンさんの周辺のひとしか知らないけれどステロタイプなBくんはいないし、ってべつにステロタイプなBがピュアじゃないつう意味ではなく、既存の言葉で簡単に言い表せない矛盾するような形容詞が幾つもついた挙げ句に中心にあるのが(音楽やサーフィンや犬や車、そして人に対する)ピュアとしか言い様のない姿勢と心性だという事実が、会う度にとても新鮮なのだ。
 日本の土地にオーバーグラウンドから逃れる形でひっそり確実に根付き、強かに青臭く生き長らえるだろうブラックルーツのレベル・ミュージックとそれを愛する人々。私は彼らにはなれないのだけど、愛すべき彼らのおかげで少しだけ健全な気持ちに自信が持てるのだと、感謝をこめて。