あの山を越えれば

 海が見える。てのは中一の国語教科書の最初の話の冒頭部分*1。13歳になった初日に刷り込まれたあの物語のせいで、常にそうやって先送りの希望で人生過ごしています、ということで。フェデックスで送らなくちゃいけないのは今日ので最後やー、担当のおにいちゃんありがとうー、いっつも無理言って待たせて、別の場所こさせたり梱包材大量に取ってこさせたり(と、いうことすら時間稼ぎだったり)。あとは郵政公社*2さまの国際宅配便がいらっしゃるまでに揃える資料があとひとやま、だけなのでございます。
 これが終わっても今週末入稿のものがポッカリ口をあけて(つまりまだなんも決まって無いまま)待ち受けていらっしゃいますが、ひとり担当じゃ無いだけまだ気が楽だ。仕事以外の本とか雑誌が読みたいです。
 しかし今売りのスタジオボイス誌ノーウェーブ特集もかなりイってます、久々にこの雑誌見て大笑いした。松村さんが壊れている、いろんな意味で。しかしやはり無理矢理ディスクガイドを付けなければ企画として成立しないらしいのが世知辛め。

*1:書いてみて急に気になったのでググってみた、が、このフレーズ自体で同世代っぽい書き込みが30件ほど見つかりますが誰も正確なソースをもっていない・・・教科書名も著者名も。ただ『あの山を越えれば海が見える』自体がタイトルだと言う指摘あり(が、それも特に見つからず)。理由は忘れたけど海を目指す少年が、このフレーズを呟き続けながら峠を攻略して行く物語です。ちと違います。「くさいきれ」という言葉をここで覚えました。最後、諦めかかった少年の目に海鳥らしき鳥の飛ぶ姿が映り「あの空の色は、確かに海へと続く青の色だ」とか見たことも無いはずの海への希望を繋ぎ、少年は立ち上がりまた件の詞を呟き再び歩き始めるという辿り着かない物語。

*2:郵政省では無いと言う突っ込みをありがとうございます>Tさま。つうか、郵政公社だと変換が三発くらいかかる。HDD死亡以来使用のことえりの使いにくさにもなれてきてしまった今日この頃。ってあまりよくない気が。