かまやつ女

pesce2004-09-16

 知らんかった。id:solarさん)
 ていうかしかし、えーと、うーん。なんか、どこからつっこんでいいのかわかんない状況ですが。まず思うのが、別に普通にパルコパート3とか原宿とか下北沢らへんに限らず、若いおしゃれっこはなんかしらの形でこのエッセンスの入った服装をしているわけですが、ファッションから斬りたい方面なのだとして、なんだろうなー、このライバルに想定されてる名古屋巻きヘアの女子は、はっきしいってファッション面ではコンサバなだけで「オシャレな人」じゃ無いわけで、というか対抗させる対象としての選定基準が非常に怪しいわけで*1。非常に少ないサンプル数から自分のイメージに近い発言を拾い出して、そのうえ対立させる側に更にピンポイントな例(あんな怖い女子は周囲でそう見ません)を立てて一体何がしたいのだ。
 そして別にかまやつ女たちは男子にモテなくていいと思ってるわけではなく、クソださいエリートリーマン男子にホテルのバーでカクテル差し出されて「チアース」とか言われたり、前時代的合コンに呼ばれたりしたいとは思わないだけで。普通にカッコ良い男子にはモテたいし努力だってするッスよ!
 また「理解されたくない」とか、「無気力だから」ルーズな服、というのも表面的且つ無知な偏見(実際、あのたらたらした重ね着カットソーの一枚が、コンサバ系女子の全身分の値段することだってままある)では? ジェンダーレスファッションは異性の目を気にしない結果では無いす。トップモード方面に既に先行する流れ*2があってそれが一般的な流行に降りてきているだけであって、あるとすればこの三浦某が彼女らにとってのターゲット異性ではないだけの話だろう。そりゃあ、どーでもいいオヤジに理解されたい、などという努力や気力はおこるわきゃない。
 だいたい下層出身って! どっからでてくるんだその統計。モテない男の吐く捨て台詞か!
 ただ、今の若い世代は外見やらファッションから趣味嗜好が読めなくなって長いので、昔ならちょっとそういうオシャレッ子ならちょっとトガった音楽やらカルチャー趣味持ってて、カルチャラル方面コンセンサスとれてるよね当然、ってのがあったとおもうけど、98年ごろからか、「普段なに聞いてるの?(UKポップとかテクノ系? はたまたラテン、クラブジャズ?)」「えー、と最近だとラルクとか。あと安室。」会話終了。そういうこと増えてたかな。たまたま、そのファッションが気に入ったからしてるだけ、趣味嗜好の自己表現なんかじゃありません、ちゅー、とても素直な人が増えましたので。
 はー、びっくりして一気書きしてしまいました。私自身は趣味嗜好と年齢の為、流行りモロの格好は元々できないのですが、カジュアルよりになる時は多少、重ね着やらルーズフィットなものを選ぶのはそれなりにこの辺と同じラインからの影響でしょう。
 あと、インタビューに出てくるような応答をするタイプはそりゃいるだろうけど、それは彼女らのファッションとかに関係なく、ギャルにもどこにも一定数いるタイプの発言と見受けます。
 なんつうか、80's的なファッションセンスなんだろうなこの三浦某。SPA! あたりと一緒に滅びていただきたいコピーセンスであると、正直おもっとります。

*1:所属事務所から売り込みでもあったんじゃないのか?

*2:ファッションモードが世相を反映する、なんていうのも一昔前の話だと思う。そういうデザイナーはもちろんいるけど、オヤジが近視眼的に日本の社会だけ取り上げてうんぬんするのとは意味が違い過ぎ