長江河豚

pesce2004-03-13

 今日は宜光から長江の中洲に渡って(中洲と行っても船着き場から中心まで17キロとかの、ほぼ島)河豚をいただいたのですが、なんと三匹乗った一皿が2400元とかで、一匹800元、こちらの感覚*1で日本円に換算するとおおよそ一皿20万円以上? というもので、この他に数えただけで20種類以上の皿が出ていたので正しい金額は知りませんがたまたま居合わせた某政党の方が会議費として半分持ってくれたらしいですありがたや帰国したら赤旗とります。
 さて、そういう食事をいただいてお前はその価値がわかるのか、と言われると難しい感じです。確かに「あ、すごいなこれは」と思うんだけどもう最終的に好みの問題と、こういうあたりの中華料理とかになると希少価値がとにかく訳の分からない値段をつけさせる部分が大きいので、美味しいかどうかじゃないし。やっぱ蚊の目玉のスープとかより野菜炒めの方が私は食べたいな。まあでもこうやって出会う中に一生に一度級の美味とかあるかもしれないのだしチャレンジが大切。でも好む好まざるを別にしてさすがに料理の技とか材料の良さはどこにいってもすごいとただ感心する。つまみ上げてみたら亀の顔がこっちみててびっくりしたりするわけですけど(ふつーに見慣れた石亀の首だった)。市場が充実しているし、人生の中の食にかける比重があきらかに他の国より重い、多分庶民レベルから。まあ、とはいえ上海ではファーストフードとコンビニが数多く水の不味さも合わせてずいぶん違うのかもしれない。明日は、一度上海に戻るつもりで午後からできた自由時間に街を歩くつもりでいるけれど今回の旅では基本的には輪郭だけの白地図を作る程度なんだろうな、どこに旅しても初回はそうだけど。そうそう、ここ宜光は水が消毒されていないのか風呂水が生臭いです、しかし料理やお茶はちゃんと美味しい。
 しかし回線の都合で繋ぎっぱにできないのでなんも調べたり参照したりすることができないと書くことが完全に日記化しますな、って元々そうだし、はてな「ダイアリー」なんだが。一応、ものを考えたりする場所のつもりで開始してるので帰国後はもう少し考えてみよう。生活メモや感想メモは別の場所に付けているのです。じゃあそっちに書けよな、こういうのも。まあ更新がしたいという部分もあるのでお許しくださいませ。

*1:もちろん普通に換算ルートで考えるとそれほどではないのだけれど地方だと金銭感覚としてこんなもんらしい。宜光のホテルは東京だったら3万円くらいの部屋だなと思うけど280元だと言うこと。