スペイン

 orkutからアラートがきており覗いたらたくさんの人の顔写真が黒いリボンの弔問画像となっていたので何かと思いニュースを見たらどうやらスペインのテロに向けてらしい。ちょうど一年前のミラノ出張の際には戦争終結、とかだったが街では一般のアパートの窓に反戦旗や星条旗やらが出ていたり、それなりに状況は伝わってきていたのだが今回は山やら河やらにいる時間の方が長くて全く知らなかった。とはいえ知っていたら自分もあの画像に変えるかと言うと、やらないだろうな。ニュース記事読んで泣きそうな気分にはなったけれど当然、それは別物。気軽に意思表明できるのはウェブの良い点だけれど、逆に思考停止させる場合もあるので。やはり考えることや想像力を広げるためのツールとしてメディアを使っていきたいと考える。などと、書いていたら爆発音、びっくりして振り向いたら窓から見えたのは大きな花火だった。*1

*1:火薬の起源が以前より気になっていたのでグーグってみたら、中国の爆竹から始まりやはり当初は武器、そこから花火へと進化したようですね。想像力による昇華ではないかと。別に素朴にフラワーな主張をしたい訳ではないけれど儀式化というのはそれほど悪いものではないと思う。いやトーテム、とか言いたいのではなく。