デザイン系。

　後ろに高波がそびえているのを感知しつつも目の前の平穏に気を良くしレセプションパーティ2本。
　ELECTRICWIG EXHIBITION@Trico行ってきましたが、何げにTricoでお馴染みだったあの商品達*1が彼らの手によるもんだったとは、デザイナー本人に聞いてから知りました（無礼）。アイデア、というか発見の手触りを生活に持ち込むようなプロダクトをトリコはよく発見してくると思う。原研哉さん曰くところの"first wow! でなくlater wow!" という身体に浸透する驚きに近いのかな。あと、このお店の扱うデザイナーは基本的に非常に人柄がよいのが非常に素晴らしい。
　続けてBEAMS-Tで本日からの針谷くん(adapter)の"CAMPAIGN"に終了直後に辿りつく。本人も言っていたけど描写のサイケ感はもろタナアミックスですね、それをデジタルに移してから更に手作業に逆行させるところでノイズを加える、というか違和感を植え付ける。モチーフは銃*2に車に女の子、ってなんか、えー、夢にこれらが出てきたら「ファルスが」とか言いたくなるような（どんなだ）男の子な並びですが、Tシャツもいいけど壁面を飾る巨大パネルのサイケ曼陀羅なグラフィックが超かっこいいです先輩！ 曼陀羅ってほどの緻密な描き込みがあるわけじゃないけど念力を感じます。ここ半年程ろくにこの手の場所に足を運んでいなかったので、ああ、目を離しちゃいかんなぁと思いました。仕事だけの問題ではなく。

*1:この他にDesign Against Trendとかのシリーズにも参加していた。ホホゥ

*2:昨年CWCギャラリーでみたSURFACE TO AIR. http://www.cwctokyo.com/gallery/gal03_06.html をちょっと思い出した。