正直、東京メトロって。

 どうなんですか、駅貼りの広告見ても冗談かと思ってたんですけど実物見るとショックでかいですね。営団でいいじゃん、名前変わってもマークあれでいいじゃんか。新しい感なんでしょうか、これ誰のワークなんでしょうか。名前は『ハートエム』というそうですがファーストフードにしか見えません。見慣れれば・・・と思おうと努力しますが、なんかこの妙な今感が多分この辛さなんだろうな、公共機関が世間にかがみ込もうとすると最近はこういうマチガイをおかしやすいんだな。
 このロゴが入り口の看板だけじゃ無くて使い込まれた鈍色の旧営団各線の車体にぺったり貼られている様、それも千代田線とかの緑色のラインに合わないんだこれが。その他、日本語の読めない来日の皆様にわかりやすくするべく「駅ナンバリング」など新しい試みもあるのだけど実際今日、ホームで観察した感じだと見慣れていないという分を差っ引いても、「付け足しました」感が強いごっちゃりした仕上がり。過去からあるものを上手に活かして今のものとして命を吹き込みます、みたいなのがR的つうかリノベつうか、ありそうなんだけど残すものと足すものを間違ってるような気が。事情は色々あるんだろうけど。
 ついでに昨年くらいに始まった地下鉄広告シリーズ東京の地下では・・・の、最初の「夜になると時速2キロの電車が走る(うろおぼえ)」なんかはけっこう好きだった、だんだん飽きてきたけど。フリーペーパーと合わせてニーハイなんかが絡んでるのかしらと裏もとらずに思い込んでいたのだけど今回のを見る限りで同じところなのかしら。あー、貼りモノだけにしておけばよかったのに。