はてな本柱出し

pesce2004-05-16

 無理に更新することはないのだけど書くネタがない。というか書いた方が良いなと思ってるネタとか書き途中で放棄しているネタはずっとあるんだけど、念力が続かずに机の横に目を転じてみた次第。
 確か以前にどっかではてな本棚出しと言うものを見た覚えがあるけど本棚の方はもうここ半年、一冊もいじっていないので前の地層に行ってしまったため、棚に入らず机脇で詰み上がってる方を見直してみようという企画。とはいえ最近の購入と言う意味ではなく、基本的に最近なんらかの資料にしたか貰ったか思い出して読んだか、稀に買ったものかのどれか。書き出してみようー。
 <写真うえから>
「おたく」の精神史 :貰いもの、表紙裏返したままですね。つまみ読みしただけなのでなんともですがうーん。椹○野衣の後だしジャンケンみたいな「あの頃のダンスフロアは」みたく乗ってた船を偽るような物言いしてないだけましとは言え、
 おたくはつらいよ(わたしが)。 はい、読んでから物言います。
ゴシック建築とスコラ学:前の会社から平凡社刊をパクりかけていたのだけど文庫化していたので購入。建築のお勉強の一環で手に取ったのだけどイコノロジーの観点から中世ヨーロッパの宗教/文化史を読み解くという内容で、えー、まだ読み途中。サン・ドニ教会堂とか先日見てきたばかりだし、読むべし。
孤独の発明:柴田訳、文庫。ペンギンのペーパバック原書と併せて何度か読み直していてボロボロになってます。
阿佐田哲也麻雀小説自選集:昨年読んではまった。寝る前にたまにさらっと一話だけ読むのに適しています。若い頃の写真見るとむちゃくちゃカッコいいのね、このひと。メヂカラが尋常じゃありません、ギャルの皆様もぜひ見習って(間違い)。
Mr.Vertigo:買った翌月に柴田訳がでて、なんか悔しくていまだ読み終わらない。faber and faberからでてるペーパバック。
原研哉関係三冊:年末に仕事で使ったものですが、掲載号が延期されているので念のためにまだ積んであるのです。
ザ・レジデンツ:ユアサさんですね、随分昔に買ったものですが、なんか所持してるだけで満足していたのでいいかげん読もうとひっぱりだしてきて、つい積んでしまったままだ。いかん。
夜想 24号 特集・プライヴェートフィルム:やっぱり学生時代の購入書ですが意味わからず読んでいたので昨年の復刊にあわせて読み直しで出してきた。そして読み途中。
現代思想増刊フーコー:昨年末に併せて買った同バルト号を読んでいるため後回し。
画面の誕生ブックファーストのリコメンドに並んでいて、前日にオンラインにあったPDF「編集とデザインの過去・現在・未来」を読んでいたので購入、未読。
フロイトと非ヨーロッパ人:稲葉さんの新刊を買いに出た時に近所の書店になかったので代わりに配本当日だったこちらを買った・・・のに直後から忙しくてまだ未読だ。よまなきゃにゃー。
PR誌未来 三月号:たまたまみたら十川さんの論考が掲載されていて面白くよみました。この時読んでた同社刊のラバルトが行方不明だと今思い出しました。あれは訳がとっ散らかっていたけど内容は良かったのでフラ語を読めるようになろうと勉強始めるきっかけに。
from Beat to Pop:大学二年の頃に買って、とにかくユースカルチャーの系譜をおさえよう、と教科書的に通し読みした。取っ付きやすかったし。高校卒業頃にちょっとビートが盛り上がったりした世代なので、切り口としてすんなりと入れて資料集(これを元に他の資料を引く)的に使うこともままあった。なんでいまこの山に積まれてるかは忘れました。
CV 創刊準備号:北尾さんおつかれさま号。それは踏みとどまろうと言う努力に見えるのだけれど、まだこの一冊の点だけではなんとも言えない。雑誌は続かないと意味がないので。
文学界4月号:お金を崩さないといけなくて入った山下書店でレジ脇にあったので買いました。お陰でまだ読んでいません。
現代詩手帖 1999年、特集・手紙:自分自身が昨年より、手書きの手紙を書くことが増えたため唐突に読み直しました。興味深い執筆陣だったことに気付き、鋭意再読中。
en-taxi :下の方にあるのでひっくりかえしませんが白い表紙の号。一番印象が薄い号だったよう思います。
伝統と現代 特集・秘密結社:IDEEの酒井君と古本屋で「思想の科学」を取り合いになりかけたら「こっちのが面白いよ」と摺り替えられて購入。いや、表紙は面白いんですけれど、これ。 
フッサール現象学せりか書房刊、パトロール拠点のいっこ、青学前の中村書店にて肉厚の紙質(好み)の装丁でつい購入。未読。
現代思想 1974年 特集・現代のマルクス主義:自分の生まれ年に生まれ月の号だった上にこの内容だったので購入した記憶が。思潮と併せて京都アスタルテ書房にて。
思潮 特集・オカルト/恐怖と幻想の夢象学:京都からの帰りの新幹線で一気に半分読んで図書館に走り、国書刊行会ものを一気に借り過ぎて読み切れずそのままになってます。
ナップスター狂想曲:隣人にとても面白いけど、買わなくてもいいかもと昨秋貸してもらい未読。(読みます)
The Hotel Upstairs:パラボリカでもらってきた籐部明子さんの写真集、非常に良い出来なので自費でもう一冊買おうかと思っております。

 なんか書いてる途中でつまらなくなってしまったですが、やっぱここんところちゃんと本読む時間が作れていないことを改めて確認。昨年の秋くらいがTDB終わって父親とダイビングに島にいって一ヶ月くらい、だらだらしていて図書館の本を一週間十冊ペースで借り続けていたのですが、それは労働する人間として真っ当な生活ではないので比較してはいけないが、人文系図書は自分にとって仕事には全く関係しないため仕事からの入力だけだとどんどんグラフィックとかビジュアルの本や雑誌に傾き、本当に仕事の業界のひととしか話ができなくなって行くのでそれもよろしくない。
 なのでリハビリ的な意味もかねてはてなを書き始めたと言う経緯もあるのですが、ちょっとあやういここしばらくとなっております。しかし近々購入予定は予約待ち写真集三冊で、これが楽しみなのでー。ステファンショアーの再発? ものと、畠山直哉さんの新作(昨年のアルルのもの)、あとカール・ブロースフェルドの植物写真集(まとまった作品集を見つけたので)、これで当分図書費用はありませんな。
 というより、在庫分を読めと言うことです、まず。