フォンテーヌブローの森

pesce2005-04-20

 ZagrebからVienna経由で夕方20:30にCDG到着、のち、INSEADに留学中のアングロサクソン日本人Blakeくんが住む、森の中の城(の、半分が学生寮)に泊めてもらいました。といいますか、イルドフランスなめていました、遠いよ、パリじゃないよやっぱ。Gare de Ryon到着が22:30、SNCFの終着駅で23:50、2駅先だが次の電車は1:10に出るよと駅員にいわれ愕然。外を見ると何もなさ過ぎる、半泣きで警備員室に駆け込み携帯を充電して友人に電話、迎えに来てもらう。充電中に話した警備おじさんとおばさんがシェパードを連れて、外で一緒に待ってくれること20分、半年ぶりのBlakeくん到着。こんな遠いならはよ言わんかなどとブーたれつつ、城に到着、まじめに城。部屋にも20個以上のグラスや食器があったけれど、週末はその規模でホームパーティを開く日々と。真面目に取れよMBA
 まあそういった一応数少ない世間的にまっとうな人生をちゃくちゃくと進む友人が明日の予習などをしている脇でワインを飲み眠りこけ翌朝は7:00に起こされて8:30の列車に乗るべく駅に送られ、起きていた時間だけで見たら移動時間と大差ない気がする美しい森への滞在でした。リスがいた。って、それだけかい。
 欧州滞在最終日は、一昨日よりずっとSMSで連絡を取り合っていたベルギーの元Think of Oneペッターのドミニクくんがわざわざパリまででてきてくれるも、彼の携帯が国際化されておらず(!)、すれ違い続け結局あわぬまま夕方には帰国の途に。ネットカフェからくれた最後のメール「Hey, you'll go airport now? I'm very close to airport now! We can meet at Orly airport! I'll go there soon! a bientot!」(EU以外の国際線はほとんどがCDG空港です)。せつなかったなぁ。
 ともかく初日ミラノから、最終日パリまでみごとに晴天に恵まれて、少々おかしくなるほどに美しい光景ばかりの旅行となりました。今回初めてオデオンやらオペラといった観光地に足を運んで、パリってこういうところかー、などと思いました。だいたい初手からピガールに泊まってしまったのちは友人宅ばかりで19区とか14区とか。小さいギャラリーと地元のレストランとメトロと路線バス。次に行く時にはあの鳩バスみたいな(赤いのとか黄色いの)やつでも乗ろうかと思ってます。パリって言ってまっ先に思い出すのがラヴィレット公園とサンドニジョルダン駅であるのはマイナーすぎ、また個人的すぎて痛すぎる。
※とりあえず知人へ私信:Blakeくんは夏にはまた来日するそう。Smashの手伝いでもする気かしらまた。