Wallpaper* City Guide

pesce2007-06-11


資料を買おうと立ち寄ったミュージアムショップの書店で、新たに追加されたシリーズを見て草野氏に推薦されるがままにDubai, Prague, Beijingを買い足す。最初にもかなり買ったけれど色々な使い方があるだろうなぁ。行きなれているパリとミラノについてはいまだに買っていないけれど、次に行く前には欲しい。「素敵な」都市が切り抜かれているだろうし。前回は資料と言うこともあり、中南米を中心にあとはラテンの都市を幾つか。行ったこともなくしばらく行かないかもしれないところを多く買っていた。今回買ったプラハEU加盟の直前に行ったのが最後で、パラパラ見た限りでは知らないプラハが多くそこにあった。建築などは見知ったものだったけれども、ホテルやカフェ、レストラン、ショップで言えばかなり西っぽくなったのかもしれない(もちろん写真の撮り方にもよると思うけれど)。Wallpaper的に編集された都市の歩き方と言うのも、まあやってみてもいいのかも。駆け足でしか立ち寄れなくなった慣れた街を少し違って体験することもできるし。同時にMoleskinのCity Notebookも買う、これは行ったことがある都市中心。行った場所の整理やら捨てきれないチケットやメモの切れ端、いつも行く店でその都度買ったもの食べたものなどメモを残すのもいいかもしれない。

部屋にハワイウォーターをいれた。いつでも冷たい水が飲める。オフィスみたいな感じ、にもかろうじてならずに済んでいて、いまは思ったより早く花弁を落とした芍薬の、黄色い大きな花弁の山を水色のボトルに乗っけて少しトロピカル。多分涼しいから数日持つかな。ハワイも実は行ったことがない。いつもヨーロッパばかりで、誰かと行くような場所には大概行ったことがない。誰かと一緒に海外で時間を過ごしたことは、相手が現地の住人であるときを除けば3度しかない。うち一度は帰国する恋人を見送るついでに成田から出て経由地の香港までついて行ってしまった時だったし。恋人と行ったのはサムイ島、恋する人と行ったのはミラノの街だった。ちなみに一緒の飛行機で知っている人間と4時間以上のフライトをしたことがない(仕事の出張はすべて現地の人と組んでいたし)。観光名所は何か理由を作られなければ行かないし、勘でそれなりに美味しい店を探り当てて裏道を歩くことが好きらしく。雑誌を作りつつも雑誌に載るような店、にはなかなか行きたがらない、そういうもんである。万人受け用に作られた旅行ガイドブックの店が趣味にあうことはまずないからというのもあるけど。

ま、一言でいうと、旅に出たいのである。