そんで

 先日、久々に今野さんにあったこともありササメさんの店にもちろん溢れまくる寺山修司関連グッズとかでかなり、感傷的になっておるので考えるのはやめてもう寝ようと思います。ちょっと前から言われている80'sをばっちり生きた立て役者達の話から想起する、当時の祖父の仕事関係で意味もわからず眺めていたセゾン系の、なんだか楽しそうなカラフルだったり無気味だったりする面白い人たちが集まる美術館だとかレコード屋の記憶。寺山なんぞ読んでもないし劇も見ていないが、その周囲に集まった人たちの動きだけは何やら覚えている。1984-1994の私にとっての10代、私にとっての80'sは覗き見ようとした扉の向こう側と、人より多少早く訪れた90'sの匂いに引き裂かれて終わった。