企業フリーペーパーもの

 とりあえずここ二年程で営団地下鉄の『metro min』(ニーハイ制作、スターツ発行)*1がウケたので、『metropolitana』(asobot制作、産経新聞発行)が表紙だけそっくり、なものを出してきて間違って手にとってしまって憤慨したり、『Hot Papper』がけっこう成功しているらしく凄い勢いで拡大を見せている状況でもちろんこれも二番手、三番手が出現していて、もうケナフ使ってようが再生紙だろうがゴミ増やすな、といいたくなる全体的なクオリティの低下が進行していてあまりよろしくない傾向に見える。昔、インディペンデントのフリーペーパーが流行った時期('98年頃ピークかな)も、うんざりしつつも面白い試みも見受けられたし、まず資金力がないのでここまで公害化していなかった。せいぜいライブハウスとクラブとカフェの床が汚された程度。紙媒体は、紙を大切に! と思う。
ごく個人的な願いだと、紙ものはやっぱり紙が好きな人に作ってもらいたいもんです。すぐ捨ててもいいようなチラシ系の紙質やデザインのものは確実にゴミになるし、こういう作りになるものこそネットで代用して欲しい。

*1:今はスターツ社内で制作もやっているとのこと