MFF前夜祭

 あさっぱら今回はキャブを使って25£前後でちゃんとヒースローまで戻る。ビジネスセンターで日本語が読めないのでチェックイン後に近所のヒルトンまで出かけるが、本当、どうせ街で遊ぶ時間も気力もないならあのタクシー代はここに泊まるのに使えばよかった、とインターネットコーナーの受付と話すと丁寧にパンフレットをいただく(笑)。
 二時間ほど飛行(なんと機内でエスクワイアのKさんに会う。今回のボンベイサファイア関連のタイアップの為に来てるとか)のミラノは今回はリナーテ空港。マルペンサが成田でリナーテが羽田と見ればいいのだろうけど初めて降りる。ボラーレのカウンターを探して直接予約。やっぱりおかしいよ、ミラノ-パリが朝7:20発 3ユーロ、8:40発、5ユーロだそうで。空港使用料で2000円ほどかかるにしても3000円以下だ。とりあえず20日にパリに行くことにする。プラハはまだ、仕事の状況が見えないのと結局140ユーロくらいまで値段が上がってしまっているので一旦保留に。
 シャトルで中央駅まで出てホテルデミドフ到着、スタッフはとっくに集合しているのでそのままロビーで打ち合わせ、後、スーパーステュディオのパーティを撮るために機材を取りにカメラマンが帰り(持ってきてナインかい!)、荷物を置いてからともかく近所のドリアデに向かう。吉岡徳仁さん夫妻に一年振りに遭遇、などと思ってるとフリッツハンセンの澤田さんにも同じく一年振りに遭遇する。そのまま近所のSAWAYA&MORONIに同行し、ご飯でもとジェノバ駅まで。この界隈は美味しいお店が多いから、ということだったのだけど全く飛び込みで入った、駅前広場脇の仄暗い小さなオステリアが大当たりで料理ワイン共にかなり美味しい。昨年、まともな食事に一度も出会えなかったので本当に感動しました。ミラノに旨いものはないなんて言ってゴメンなさい。しかし、軽くキュイジーヌ入ってるからこその食べやすさというのもあり、場所柄も含め若手のクリエイターさんとかに向けているところはあるだろうけれど、品のある店内とギャルソンに好印象。また来たい。
 その後、スーパーステュディオのオープニングに行く(テアトロアルマーニは他のスタッフに任せる)が、カッペリーニの姿が見当たらない、と思っていたらこんなことになっていたのですね。結局、あとザノッタとかのクラブイベントを回って昨年あった韓国人デザイナーチームと再会して、でも深夜過ぎにはホテルに帰る。
 機内で会ったKさん他、飲みに行こうと言っていた偶然、在ミラノのニーハイ組(ブック246のための買い付けでナポリからミラノに来ていた)とはすれ違いとなる。