艶(あで)系

pesce2004-10-30

 さんざんネタにしておきながら実は今頃ページを初めてめくりました、約束していてすっかり忘れていたカットモデルのため二時間椅子に拘束させられ、携帯をミラー前においたまま、軽くメガネ男子なぞ撲殺できそうな分厚いかの雑誌を。また時間ないからそのうちもちっと書くけど、新鮮なうちにと思って。
 いやー、あの語彙感覚とテキストって、エロ雑誌のシチュエーションもの(っていうんすか)とかが、元かな。っていうか、ギャル誌とかもしかするとああいう感じなんかな、いま。あそこまでネタで雑誌作っていいものなのかな、な? っていうか、国産車から並みいるメゾンさんから、広告入りまくってるよ! よくわからないタイアップに! そんな洒落がわかるクライアントだったのか君ら!
 基本の艶女(あでーじょ)*1/艶男(あでおす)から始まり、艶尻(あでじり)、艶度(あでーど)、オヤジ/コヤジ(どう思いますか、小谷野先生!)、ジミータ、コムスメ・・・と来る。艶系造語はどうも、風俗の香りが漂ってならない。
 一番卒倒しそうだったのはシチュエーション別会話みたいなので「深夜のバーカウンターに、誰もがハッとするほどの艶男がやってきて『僕はこの店の常連なのですが、いつも座る席が決まっているのです。それがあなたの隣。失礼ですが、隣に座ってもよろしいですか?』と聞いてくる。『あら(笑)、ワタクシも常連なのですけれども、どうしていままでお会いしなかったのかしら? フ・シ・ギ』(だったかな、こんな感じ)これを、10秒で言い切ってしまうあなたは艶女失格。30代女のバリキャリ女のチャキチャキはダメ。艶女を自認するあなたは15秒以上かけてゆっくりと。」って、二輪免許の平均台ですか! っていいますか原文はもっと素晴らしく脂が乗り切っていてずるんべたんでしたけどね、もっと。タイトルもすごいのついていたと思う。
 あとコムスメのマスカラを「ひじきマツゲ」と言い切ったのは、ちょっとアリだ。とりあえず、もうちょっと研究してから出直します。ザクッと読んだだけなのが勿体無い。ちなみに、店の女の子(20歳くらいのカマヤツ系)は、「読んでないけど、かっこいい雑誌ですよねー」て。て。
 でも、レオンでた時も、あのギャグ雑誌は凄いと言っていたら、いつのまにやら2億円雑誌に急成長し、街にレオンオヤジが現出(これ、このままくださいッてコーディネート全身買いするそうですが、あれですかね、マグロ一本買いとか、牛一頭買い?)したのでけっこう危険な徴候と踏んでいます。

 って! 昨日創刊二号発売されてるし! 踊らされてる! パブ書いてるかも私!

*1:どうも脳の端に「ドロンジョ」様と言う言葉が浮かんでは消えていきます