YesとNoとVとRとペ。

pesce2004-12-06

 小沢剛展”同時に答えろYesとNo”、Viktor & Rolf展のチケットをいただきましたので最終日の今日の最終の時間(22:00-24:00)に悪の枢軸タワーにのぼってきたわけですが、同行者によると”気が悪い”場所だそうで、なるほどヒルズ全体グランドオープニング前のレセプションパーティの日以来ろくに足を運んでいませんでしたがあの時に感じた(Ah!)予感は本物、だったのかもね。本当にこう、あの当時の日記で立会川のボラのごとくと喩えさせていただいで言い過ぎかと自分で思いましたが、客どももアップアップでみなさんテンション高く具合悪そうだったあれは、いまだに無理です。夏にいった時には入り口前で引き返したし。っていうか再来週、レセプションパーティあるんだった・・・。
 それはさておき、あのV&Rから小沢さんの展示に直で繋がる作りはなんとかならんのですか、マジ暴力。暴力反対。別にV&Rは服としては好きではないし、自分はちょっと買おうという気には常になりそびれるのですが(まああの肩から顔まわりにかけてのメリハリの付き具合がどうしても似合わない:つうか日本人顔には無理。ドロンジョさまっぽいし、のですが)、一応コレクション映像とかああ懐かしいなとか、客がそれなりに服飾方面の若い子とかいるの観察しながら、ハイファッション=ハイカルチャー文脈の頭で歩いていくと、落とし穴のようになすび画廊から小沢展が始まるので、なんていうのかな、誰も幸せにならない感じが。展示そのものは、既知の物もありつつ総合的に『小沢剛の歩き方』できてよいですが、他の場所で展示されていたものの方が良く感じたりするあたりが森美術館のダメなとこか。フラット過ぎるライトと壁の質感。狙ってああならいいけどそれにしては自然過ぎるのでダメだと思います。で、同時に答えろペも写真展開催中らしいですがもちろんチケットが別なので覗きませんで展望室だけいってきました。ものすごい夜景ですがあんな光景は作っちゃダメですよ、どれだけの負担が周囲にかかるのかと思ってゾッとしてしまった。

 写真は渋谷駅の花屋で売ってます「通常の三倍の確率で四葉があらわれる赤い彗星クローバー」です。どうですかみなさまも、バイオテクノロジーで作り出された『真の幸せの四葉』の奇形クローバー葉をお手元にぜひ。