ArchiLab

pesce2004-12-20

 前を飛んでるのはインスタント・シティ(by Archigram)です。
 森美術館リターンズで明日から開催のアーキラボ・オープニングに閉館ギリギリに駆け込んできました。最初間違えてレセプション会場から入ってしまったら敏子さんがいるのでどうしたのかとおもったら万博映像とか流してるですね。大画面でお祭り広場とか、観ると単純におお、とかきてしまうAFTERエキスポ世代の自分です。
 Architecture Principeとか一部屋使って模型あるよ、ベルナール・チュミ、ってかラ・ヴィレット公園ってデコン建築だったのですね、とひととおり興奮気味にみました。前半部分とかは、あの余り好きじゃない平板過ぎるあのハコも上手に生かされていて展示としてもいい。というか、ミーハーにかっこよさだけで持ってかれるんですけどね、私なぞは。ちょっとだから、90年代以降のコンテンポラリーになっていきなりトーンダウンというか、見慣れた模型ばかりになってからがまた平坦な感じとなってしまいましたが、建築とか土木の分野で行なわれたこの重量感ある飛翔への実験、通史で観てみる価値はあるでしょう。
 どうでもいいですがデコンあたりの展示で、デザイン関係のパーティでよく見かける、建築家なんです、と自身を呼ぶ、えーとなんだろ、one of パーリーピーポーのひとが彼の同行の、多分建築関係じゃない連れに向って「私の作品なんかもまあ、これらと同じアンビルドって、言われるようなものなんですけどね。実際には建てられない、みたいな」とかいうてましたが、リベスキンド指して! 膝が抜けました。
__で、そのあと、渋谷で行なわれていたマニュエラ忘年会に顔をだし、久々の人とか久々過ぎてほとんど初対面の人とか、名前だけお互い、みたいなひととか、いっぱい会って一瞬でサヨナラを告げて風のように神宮前に戻り、納まっていない青山先輩に一杯だけご一緒し、えーと朝までに仕上げる原稿を三本、いまから、でもやるんだよ! スイマセン、朝、事務所によって明日の大掃除のワックスがけ前に荷物を机の上に上げたりしてから羽田空港なんですけど、遂行できるでしょうか。
 がんばります。