ソンタグ死去

 石垣りんさんがお亡くなりになった、と思ったら今度はスーザン・ソンタグ女史であります。出がけで時間が無いので、せめて仕事用の資料本をおいて『他者の苦痛へのまなざし』を持って出かける。著書はテロ以降しか読んでいないけれど、ボスニアの時のアメリカ人の彼女の行動に敬意を抱いていた。享年71歳とのこと。同時代の興味ある人々が、生きているうちに著作を読むべきだったと、最近思わされる事が多い。直接に会う事ができなくとも彼女や彼らが生きている空のもとで読む事ができるかどうかは、大きな違いを感じる。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/4130985.stm