Love on the left bank

pesce2006-01-31

 一月最終日に、とても良く晴れた日があった。
年末はけっこう雪や雨で曇りがちだったので
今回は珍しい気分で仕事前の時間にセーヌまで足を伸ばしたり。
 左岸は散策に向いた川沿いの歩道があるのでそこへ、
宿泊先が植物園方面、カルディナル・リモワーヌだったため
そのまま川岸へ向かいポンヌフまで歩く。
同行者にセーヌ左岸の恋という有名な写真がなどと話すけど
パリ生まれのくせに知らず、一冊分解説することに。
 住んでいたりする人ほど知らないものだけど、もったいないな。
私も東京について言えば多分同じようなものかもしれないけど。
例えばいわゆる江戸情緒の場所はほとんど知らず、都内も南西部ばかり。
 まあ結局自分は上方の人なんですけどね、気持ちは。
東京に住んでいる方が長くなっても、少〜青年期をほとんど
東京で過ごしていても、やっぱり気分は移民なのです。
エルスケンもオランダからパリに来た人だ、関係ないけど。