花を活ける花瓶はあるし

pesce2007-05-12

最近は身体機能がエマージェンシーだったのと、帰国以来のスケジュールの乱れ(世の中はGWとかいう見慣れぬ二文字のため休まないと損、みたいだったらしく。まだ就業時間内でも依頼した仕事を完了しないで逃げるとかする)で、まあなんていうかもらえるものは使わないノベルティでももらえないと機嫌悪くするうちの営業みたいな感じなのか? とか理解したり、元々連休とか週末とかこむ場所にわざわざ行く気が知れない自分の方が一般的にはマイノリティだから受け入れるしかないのよねと自分を諌めたり。という状況だったため、思い通りにことが運ぶときは落とし穴があると思おう、と、どうもすべてに疑心暗鬼です。
とりあえず引越し後の自宅を一日一善的に良い方向に持って行きましょうね、帰宅できる限り、と前回引越し時よりかはいいペースでダンボール開梱や新しい習慣の会得へ向かっております。前回引越し(5年前)は、有給消化を3ヶ月貰っていた時期だったにもかかわらずワールドカップなどもあり、全く人が住める状況にならないまま季節が変わりましたものです。引越し時の恋人は結局、自宅にあがったことは数回あったがお茶を出されたことも泊まったこともないまま(先方自宅が近隣だったのでそちらへ行ったせいもある)だった。フリーランスになった一年後に多少室内状況は改善されて、そのころの恋人は何度か宿泊し(自宅が遠かった)片付けろとよく叱られた。とはいえ会社にあったものが自宅に搬入されてどうしようもなく。二度ほど帰れないという友人も泊めたか。その先は人外魔境と化して、特に昨年会社員に戻ってからは自分すら戻れない場所となって行ったため家賃ももったいないのでこのたびの自宅購入にいたった次第(もちろんそれだけじゃないですが)。
とりあえず、台所周りを整備する。料理はできる環境にする。ものを腐らせない(故・ナンシー関の名言「ちゃんとした生活、それはものを腐らせない暮らしだ」より)つまり生活環境に対して注意を払うこと。鉢植えを枯らさないだけじゃなくちゃんと成長させる(薔薇が三鉢になりましたが、親株が一番弱っている)。花瓶の花を枯らさない、絶やさない。ハウスダストのアレルギーを起こさない(埃を積もらせない)。
シャワー浴びるためだけに帰宅するような日々もしばしばありますが、やろうと思えばこれくらいは何とかなりそうだと一ヶ月目の所見。ダンボールがまだ残っているのと家具が揃いきっていないのだけれど、7月を目処に生活のリズムを作るよう努力します、自分で演奏する分には変拍子が大好きでした学生時代(元ドラマー)ですが。
生活ペースメーカーの一助に週一度のハウスキーパーも検討中。ハウスキーパーとはいえ他人が生活に入ってくることで、配慮と注意は生まれると思う。洗濯や整理整頓については自分でやるので、手のかかるキッチンや浴室の定期的なメンテナンスと家具の拭き掃除、ガラスや鏡を磨いておくこと、ベッドリネンの交換を頼むつもり。ゴミなどは捨てて欲しいものはまとめて所定の位置に置くとか清掃の邪魔にならぬよう物を散らかさないとか、こちらも最低限のことを毎週する事になるので悪くない習慣かなと。パリに住む友人らでも同世代の働く女性はだいたいハウスキーパーを入れていたし、まずは試しに。

晴れた朝にはRainbow makerが回る、白くて明るい部屋。自分の環境の中にこういう一角があるということと、それを望むことは健全だと思うので。