性格な仕事

pesce2007-05-20

 ハウスキーパー初日。まあ、なんだかんだ言ってやり直しを命じるしか他ない結果。あのここ一年ほどタクシー広告を入れているところの二回お試し、というやつなのだけど初日は顔あわせて説明などしなければならない(何のために一時間近い面談を事前にしたのか不明なほど何も伝わっていない)のだけど、ちょうど土曜で撮影は午後からだったので、書き物や簡単な片づけをしながら在宅していた。詳細は書かないけれど、遅刻してきて仕事終わらないのに帰りの時間だけは権利として主張するのはあまりなぁ。あと物を壊したら申告してほしかった。というわけで人を替えて最初からやり直すことに。とはいえ、手をつけてくれた箇所はきれいになっているので嬉しさも中くらいかな。こちらも頼みごとはリスト化して渡すようにしよう。手順も想定できるものは出来るだけ書こう。やはりステンレスや鏡面やタイルが磨かれている状態はそれなりに快適。こちらも付き合いを模索していくしかないなぁ。ここに決めるつもりはまだないけど。
 先日は睡眠時間をざっくり削ってうごるーを見たあとに『私は真吾』全七巻一気読みしてしまい(栗原さん借りっぱなしすみませんー)二時に帰ったのに五時に寝た、がっかり。昨日は三時半に寝たら五時半に電話、企画話が盛り上がり七時半まで。で、十時にキーパーさんが来たときにはすっぴんメガネでだるだると動いてましたが、まあ多少の疲れは無駄に過ごした気はしないからよし。一箇所動き始めたら、諸々、自分の中で別の回路も動き始め、周囲がざわざわしている感じがする。出版社在籍との折り合いが課題だけれど、正直なとこ紙メディア一本やりで自分の描く波を起こすことは難しい。だからこそ雑誌への愛着は個人的なものもあるけれど、その効用を最大に引き出す処方を媒体性質ごとにきっちり配したい。
ここしばらく単独プレーなページ作りが続いていたので久々に自分の仕事歴的な出自を思い出す感じ。プロジェクトが求心力を持ち始める瞬間、生物のように自ら動き始めるような瞬間を見るのが好きで、人に会い、繋ぎ、介入し、語ってみせ、可能性を提示してピースを集める。あるときそこに絵が見える。そういう感じ。
集まるのを待ちすぎてもいけないし早急すぎてもいけない、来るべきピースのために図面を引く。