土曜日を過ごす

pesce2007-05-26

 24時間ほど働いてから、帰宅後に気絶するように寝る。思いついていたこと、忘れそうなことを携帯からメモ書きして寝たのをブラウザ開いて発見する。最近、そういう打ち途中の文章が携帯に残ったまま朝を迎えることもある。というか電話などかかってきて起こされた場合にそのまま消してしまっているものもあるんだろうけどダイイングメッセージっぽい感じ。今朝はどうもうちのマンションの総会とやらがあったらしく、決算報告書とか一通り目を通しておいて欠席通知を出してあったにせよなんとなく投票棄権のような後ろめたさが。
 クラムチャウダーに野菜を足して煮なおしていたら吹きこぼしてしまう。二年ぶりに炊飯器を出したのでご飯を炊いてみるが機械のせいか米が古いか、日本のご飯っぽくない仕上がり具合。365日自炊していた時代が嘘のようですよ、と言うかまあリハビリですね。調理器具ばかり妙に本格的なものが揃っているため、逆にちゃちゃっと作りにくい。テフロン加工のフライパンくらいは買おう。手入れが大変なものばかりだといまさら気づいたので。
 車をマンションガレージにほうりこんだものの不動。これも早くやらねばと思いつつも乗るようになるのに梅雨は越すんだろうな。今日、修理工場に持っていくつもりだったけれど預け先を変えるつもりになったのでこのまま部屋で原稿を書く事にする。花だけ買いに行こう、弦花以外はもう散り始めてしまったし。薔薇の鉢は、あまりにたくさん蕾をつけるので降参して、各鉢、一粒ずつは残す。咲いたら、盛りを過ぎないうちに摘み取るけれど。それぞれの株に見合った体力があるし、いまは鉢を変えたばかりで引っ越してからも二ヶ月たたないのでともかく体力を温存させて、葉を茂らせて枝を伸ばすことに専念させる。とはいえ五月、花の盛りにひとつも咲かせないのも気が咎める、優柔不断な曖昧な決定。

 書評欄向けの献本で、またオトコを落とすためのうんたらな方法、みたいな本が届く。女性誌だからとはいえ、こういうのは増えたのか変わらずなのか? 先日は銀座ママの恋愛相談室みたいなのがきていたけどのっけから「初めて人を好きになりました、彼を振り向かせるにはどうしたらいいの? 16歳・女子」みたいな相談で、銀ママが答える必要が微妙な内容が続く感じ、というか銀ママ系の本は増えてるよね多分。こういった本でもちろん男性向け女性向けがあるのだけれど、男性向けのものはマニュアルというか女とか得体の知れないものの操縦法を知りたいという要請、女性向けのものは自分の世界のみの狭すぎる判断基準だけで思い込みがちな女子に客観というか選択肢の可能性を提示する教育、みたいな外側からか内側からかというアプローチの違いがあるのかしらん、とSPA! くらいしか男子側の教本は見てませんが思う。どちらにせよ弊誌にはまず掲載されることはない類の本なのでモッテケダンボール(コスメやらプロモグッズなど各所から貰うものでいらないものを放り込んでおく編集部の共通ダンボール箱。人によってはお宝だったりすることがあるようで)に投げ込まれる。
 昼過ぎに気に懸かっている相手から電話、着信音を一人だけメロディにしてあるというのは乙女過ぎますかね? グループ分けで仕事とプライベート、家族についてはトーン変えてありますが。ともかく、そういったことひとつひとつ、日々を過ごす。半休日のように土曜を過ごす。仕事(&対外)とプライベートの一番の違いはアクロバティブなことをほとんどしないことか。(いや正しくは、しなくなった。その分を外で発散させている気もするが)

 さ、花屋が閉まる前にでかけます。