早起きせねば

pesce2007-08-27

やっぱり一日をある程度ゆとりを持って過ごさなければなぁ、と思う。ガマン大会のように、惰性で徹夜作業をするよりは早朝から動いて夜は自分のために使える方がいい。まあ仕事柄、自分が頑張れど周囲に付き合って深夜というのが現状ではあれど。基本的に編集部の電話は朝10時前にはあまり鳴らない。鳴らす人はこの業界を知らぬかちょっとおかしいか、読者くらい。静かだから夜に集中して書き物やら、ラフやら企画のまとめをやるというのはあるけれど早朝も似たようなものではある、朝5時〜9時45分くらいまでは。
部会が夜に設定されているとか、上長が夜しか帰ってこないとか、ロケでどうしてもとかいうんじゃなければ。あとは基本労働時間が20時間になってる時期とかじゃなければ、夜はプライベートに使えるべきで。まあ集合が午前二時の会とか普通にありますが、それすら間に合わない仕事の仕方を変えた方がやれることは増えるなぁ。いや、やればいくらでも仕事があるにしても、出ることもできるし、という主体性をもう少し持たなければ。選べなく仕方ないタクシー帰宅というのを少し減らす。一番の理由は自宅マイラブであるからなのだけど、越してからホテル泊が本気で減りました。とはいえここはHeimatではない、さすがに。メランコリー者の論理のようにはじめから持っていないものを(想像の中で)喪失させ追悼するほど強い念を持ちきれない。
何かの影である二次元の物語が三次元の実体を持つのだとしたら、など。影絵は想像力の強化には役立てどいい歳をして探偵ごっこでもないだろ、と。何もかも関連付けて読もうとする症例、物語化の安易さを戯画化したような。
ともかく明日(日付は今日)は皆既月食らしく、時間が取れて晴れていたら湾岸のホテルのラウンジに出向くつもり。経験と理論の両輪でようやく理解する鈍重な自身へのささやかな贈物。それをするには、早朝出社は必要条件であり十分条件でないのでとりあえず寝るしか。

うだうだ書いたがとりあえず一昨日に母に渡された、幼稚園時代の同窓のマンガ単行本。当時は末は博士か民青か、という左派英才教育気味であった彼の描いた作品は大手出版社の少年マンガ誌の連載で、日常生活に魔界の入り口がある冒険モノかつ毎回ヒロインがやむをえない理由で素っ裸になるシーンが出てやむをえずその場に居合わせる主人公少年がドギマギする、という。まあ、あれだ。ひいき目も中くらいなり、ああ無理だ。夢を食っているようで割を食っているような、まあ自分も似たようなものかと思い生活改善を思い立った次第。日々是実験。