財布をなくしたら

pesce2007-11-26

実用噺。といいますか、なくすと言うか盗難届けだしてきたんですが、紛失と違って時間がかかるのです。そして当時の服装などまで描かされたのでざっくりスケッチ、ついでに店内での怪しまれるポイントなど書いておくと「上手ですね、絵が!」ってそこか? とりあえず連日のページラフ作成で鍛えられたドローイングのざっくりした奴ならそれっぽく見える感、で。服の質感とか強調したいポイントばっちり、ってこれは汎用性ない話なのでさておき。
三連休初日の夜に多分プロの手によって盗難というどうしようもないシチュエーションの中で、今回素晴らしいと思ったのは一緒に入っていた健康保険証、印鑑登録証などについて全情連が24時間で自己申告仮登録、というのをしてくれていたことだった。全情連は消費者金融の信用情報なので、とりあえずここを押さえればサラ金で勝手に借りられるということはない。クレジット系はCICだが紛失物中には自宅住所や生年月日の情報がないのでまともなところでは作れない。口座開設は休み中に受け付けるところだと、公共料金の領収書など他の資料が必要となるので問題なし(月朝一番で区役所に行き印鑑登録しなおし、会社に保険証を再発行してもらう)。とりあえずクレジットカード類の番号が全て変わるので登録しなおすものは面倒だけれどもまあ安心。一番痛いのは会社の仮払い現金18万円でこればかりはどうしようもないけれど、ボーナスが近いのが救いか……。個人的に次に痛いのは領収書類が入ったままだったことですな、8万円ほど! 清算待ちの!
生まれて初めての盗難事件なんで、いまだに実感がわかないのですが無いものはない。とりあえず余計な人生の知恵がまた増えた、ということで。届け出た交番の警察官に「まあ一生に一度くらいのもんですよ、普通は」と言われた。もうないんだね、ラッキー!

【豆知識:財布をなくしたら】
・クレジットカード、キャッシュカードは気付いた瞬間に止める(デビットカードは諦める)
・健康保険証、免許証、社員証、その他の身分証明関係は全情連HP(関東はJDB 0120-441-481)で仮登録して悪用防止
・自宅住所や電話番号その他、個人情報が載っているものがあれば対策(女性などは特に)を講じる、管轄警察にも紛失届けついでに*1その旨伝えておく
あたりが、休日深夜でもやれること。
【盗まれた確信がある場合】
・事件発生現場管轄の警察署に被害届けを出す。とりあえず印鑑が必要
・被害当時の服装を事細かに訊かれるので鞄とかは同じものもって行った方が説明が楽
・店内のどこでどう、とかもあるので可能なら立ち寄って軽く実況見分してから行くと話が早い
・それでも一時間くらいは取られるので余裕を持っていこう
・お店の監視カメラは届けの後に頼めば警官が行ってみてきてくれるみたい
自分の場合は明日からの作業として前述通り、区役所に行って印鑑証明(何で持ち歩いていたんだ)を再登録、会社に行って保険証の再発行、クレジットは再発行をもう頼んであるので銀行に行ってキャッシュカード再発行、全部近隣にあるからなんとかなる、ホテルカード系を再発行する、マイレージカードも同じく、仮払いの清算を少し遅らせてくださいと頼む、領収書を諦める努力をする・現金を諦める努力をする、BSACのライセンスカード再発行、で済むか。

今回は実は先月末にTOD'Sのセールで何の気なしに買ったカードケースにほとんど移してあったというのも偶然、助かった。今後は完全に別にしようかと思う。ちょうど年末に財布を買い換えようと思っていたところだったので、まあタイミングかも。免許も社員証ケースに入れてあって(証明写真バトルのためである←しょうもない)スイカなども名刺入れに入れてあった。
基本は通勤用鞄の中に入れてあるクラッチバッグ(会社からパーティーに行くときに使う)が、当面の財布代わりという感じで新しいカードたちが届く頃に財布も買うことにしよう。面倒ではあるけれど、こうやって不必要な経験を積んでいくと「契約書の書式教えて」とか「告訴ってどうやるの?」とか「(連休中日深夜に)大阪にいるんだけれど、まだやってるオーセンティックな感じのモルトバー教えて!」とか、色々頼られた姉御肌な気持ちになれますよ。君たち賃借表はつけてるからな、心の閻魔帳を! 嘘です、即忘れます。えーとだから、まあ頑張って冬に備えます。

*1:一応事件現場の管轄署がベストだけれど家の近所でもどこでもよい。早く行くのが吉