Snow-snow-show

pesce2008-02-09

3年位前にやってていきたかったんだよなSnow show、またやんないのかな。という音韻しか絡まない話はさておき、先日雪があまり降らないようなことを書いたあとから数週間よく降りましたね。最初の雪予報が空ぶった前夜にネイルを白銀イメージにしており、アタクシ一人で季節を先取りな出し抜きスノーワールド……などと一日、ネタにしていたのですが。いい加減、先週の関西雪見ツアー(普段降らない大阪まで雪を連れてきた女)と、今日珍しく外出した途端に夜更け過ぎないうちに雨が雪に変わって交通機関に申し訳ないくらい(自然現象に対して自意識過剰気味)なので日曜日には春色ネイル(笑)に変える予定です。自分の行動が世の中に対して影響を与えているという思い込みはある種のあれな病気ですってよ、奥様! さてと、そういうわけで恵比寿にてみぞれ鍋を食し、飲みなおしに北青山サロンに顔を出したところ来週校了で最後になる雑誌の編集さんと出会いました。これでおおよそ駒が揃ってきたので、今年前半で休刊になる雑誌関係者でなぜか我が家にある『雑誌の死に方』(未読、多分誰かから貰った)を囲んで慰労追悼オブジェクション、を開催しようかね。そう思いました。これから発表になるだろう雑誌を含めて現在6誌、それなりに誌名、少なくとも版元名は通っているところばかりでこれなので。これから雑誌業界で転職する人は地雷を踏まぬよう……悲しいかな同僚はその一誌に内定していたし。
それにしても、やはり現場を離れていることが身に沁みてくる。自分がメディアの仕事にいることが当然でいて、物事も事象も人物もなにかのメッセージを言葉やヴィジュアルで作り出そうとすることが日常で。所属媒体によって方法論や扱うことは変わっても自分の中でどうしても一貫性があるので、途切れたことがなかった日々のこと、仕事として特別に意識もされず、業務外でもプライベートでも追っていってしまう癖は出先をなくすとなかなか辛い。以前にフリーの期間で単行本に集中していたり雑誌から離れていた時期もあるけれど、それでもネタさえ入れば、気になる事象を見つければ、どこかに話をつけて結局なにかしらの記事などにはしていた。今は会社員なのでそれもできないので*1。勿論ブログに書くことでどうこうできる話じゃないですしね。
これからそれを感じるか、それともそんなこと思う間もなく異動してしまうだろう新しい友人に挨拶して表に出ると、もう雪はやんで青山通りは酔った頭にはいつもの雨上がりの明け方だったりする。


ネイルはここ二年、麻子氏にまかせっぱなし

*1:社員編集者という立場で似たような苦い思いをしている話はよく聞く、プロジェクト提案や企画を出すなどそれなりの手はギリギリまで打つけれど、常に「時間の無駄ではないか」という焦りは背に寄り掛かってくる。フリーランスは、負けて選ぶべき場所ではないので。ともかく納得が行くまでやることはたくさんある。