酒と名刺の日々

pesce2008-05-08

以前に後輩の結婚式に着ていく服がなく、前夜にデパートに駆け込んで、なるべく健康そうにオフィシャルな感じに、と探したが見つからず、通常のラップワンピのイメージと違ったラインを出していたダイアン.V.ファステンバーグの萌黄色の総レースワンピースを買った。翌日、それどこの? と聞かれるたびに苦し紛れに「ダイアン吉日ですから!」と開き直ってみた。
……いやまったく関係ないですけれど、大安吉日ばりに企業やアーティストの展示会、
パーティ、ギャラリーのオープニングなどが重なりまくる日と言うのがあります。
人間関係と広告がらみの踏み絵みたいなものと思って、なるべく少しずつでも顔を出すため
都内(時に遠方)を駆け回る編集者、広告担当などプレス関係者でごったがえす。
優先順位が広告部によって決められていることもよくあるなか、
雨ニモ負ケズ移動ヤ正装寄リノ衣服モ二ノ次デ、イツモニコニコ笑ッテイル(クライアントに)。
まあ現在の仕事的にはギャラリー系は仕事感はないので、好きで追ってるけれど。
別に今日は、そんなに多くはなかったにせよ小雨降る中、まずは元麻布
カイカイキキギャラリーにてサーナ(シオナ)・ホン個展オープニング。

16億の男、ってそんな呼び名はいやだろうが*1村上氏のギャラリーは結構な賑わい。
作品は懐かしい表情や服装の少女のモチーフに、テキスタイルとパターンの
使い方の大胆さがはっとさせる。世界観は懐かしい上質な絵本のような感じ。

コリアン系アメリカ人で、彼女自身の外見は黒髪のアジア人であり作品に重なる。
そこから表参道に移動して、ギャラリー360°にてホンマタカシ氏『東京』出版展覧会&パーティ。
以前の出版社で仕事上でいじめられた(笑)ことがあったのをネタに
嫌がる本人をカメラで追い掛け回してみる。

ホンマ塾出身の人は結構来ていた、偉いなぁ。
そこから徒歩でプラダにてプラダ初のケータイ発表会。

360°移動中にもみえていましたがH&Mさんのガラスの城、上二階分が紫色に輝いております。
LG製でキャリアはdocomo、タッチ画面の携帯は個人的には慣れないけれど、
反応時に微振動を返してくるのがちょっと使用の快感になるなと思った。


このあと更に、銀座に戻り一緒に回っていた人を編集部に見送り、
アマダナのベルビア店一周年パーティに駆け込む。
なんと社員章(?)
鄭秀和さん、いつもお世話になっている美人広報鈴木さんなどにご挨拶。
のち東泉さんなどもいらっしゃり合流するけれども、別件先約があり。
後ろ髪ひかれつつ、まったくテンションの違う同業者たちの集い、白金台〜六本木で朝まで。

*1:超平面なる言葉を東某か誰かが論じたのち、何かの講演会の後で「お前がそういうこと言うから言葉が終わっちまうんだよ!」というようなことを怒鳴りつけながら詰め寄った、という話はいつ誰から聞いたんだっけか。だいたい東? サワラギ? 忘れてしまった。