CHANEL MOBILE ART

pesce2008-05-30

今年頭、香港から開始されたシャネル『モバイルアート』の日本巡回展、雨の中オープニングに行く。丹下の代々木体育館脇にライトアップされ浮かび上がるスペーシーなフォルムのザハ・ハディドによる"mobile"な美術館建築が着陸している。雨の中、夜でよく見えなかったけれどこの辺の並びをちゃんと見てみたい(Casa BRUTUSが撮ってるらしいけれど)。作品は観るのに時間がかかるのと昼のほうがいいということで、後日にし、外観だけみてパーティー会場へ。



アーティストも数多く来場し、かなりにぎやかにやっている。
久々にスピンドルの糸賀社長をお見かけした。今回のケータリングを担当したらしい。
見てみると確かに、多分コンセプトは"Mobile"なんだろう。

ビニールポケットに差し込まれたビニールパックのフローズンカクテルや、カツサンドやナッツ、
時々たくさんの風船をつけたスタッフが配りに来る、小さなビニールバッグに
パックされているドーナツやバナナまでがザハの建築と同じくスペーシーなイメージが多い。
こんなのもあった。器は全て紙製。
紹介いただいたりで、何名かのアーティストさんとご挨拶。ちなみに参加アーティストは
ザハ ハディド(建築)、荒木経惟、オノ ヨーコ、ダニエル ビュレン、
イ ブル、ソフィ カル、田尾創樹、ロリス チェッキーニ、ヴィム デルヴォワイエ、
レアンドロ エルリッヒ、シルヴィ フルーリ、楊福東、スボード グプタ、
ファブリス イベール、ピエール&ジル、Y. Z. カミ、束芋
デヴィッド レヴィンソール、マイケル リン、ブルー ノージズ、スティーブン ショア(敬称略)。
香港に引き続きザハは来ませんでしたが、ソフィ・カルさんや在日アーティストの皆さんは来場。
シャネル日本法人代表のリシャール・コラスさんもいた。
シャネル銀座でのシャンサ展の際、ご挨拶して以来。そのときいただいた
シャンサとの書簡集『午前4時、東京で会いますか』をやっと読み終えたことを伝えそびれる。
展示方法については、色々と批判もでているけれど、オーディオガイド*1に連れられて
40分かけてわざわざ、観るという形式は
(プライベートでゆっくり来ていれば)おもしろい経験なのかもしれない。
まあリピーターは自由に観ていいとかそういう工夫もあっていいかと思うけれど。
展示内容はリリースなどから観て知ってはいるけれど、とりあえず実物見てから感想書こう。
とりあえず、本体の前をほぼ毎日通過しているのと、銀座シャネルビルのLED画面が
この告知に使われている前をまた、ほぼ毎日通過しているので、早く行かないとな。




『モバイルアート』はこのあとニューヨークへと離陸する。東京は7月4日まで。


●おまけ
プレス資料入れバッグ&裏面by K.Lagerfeld
銀座&原宿各店舗のプロモーション
夜中、タクシーで走り抜けながらのavec丹下ショット。

*1:声はジャンヌモローらしい。