外苑花火

pesce2008-08-07

昨年は入稿の合間に30分だけ立ち寄った、旧地元の
年に一度だけ路地裏まで客が入る客が入るぞー、の日。
夏らしいエントリー2連発ということで。
とりあえず、12年まえに住んでいたこの界隈の
自室マンションの窓からはほぼ真正面に見えていた花火。
今は建物すらなくなってしまっているので、とりあえず
友人イノゾーさんの事務所ヒマナイヌへ付いていく。
立地的には旧居より会場に近いけれど目の前に
公団があるのがちょい残念。
この日は、ここいらのビルというビルの屋上や
非常階段にみっしりと人々が陣取るのでその光景もなかなか
おもしろいのです。小動物か昆虫のようです。

とりあえず、どーん。
あとは似たり寄ったりなので花火写真はいいとして。ヒマナイヌには
前回は多分、大学の講義での作品講評を東京のクリエイターの
皆さんにもビデオ参加でやってもらう、という3年前の企画以来か。
こぢんまりして落ち着くここら辺の古いマンション事務所らしい風情。

花火が終わってから、同行のあすかちゃんを連れ、オープン一周年となる
カナリアワールド(リタイアード・ウェポンの徳田さん事務所)に、
一年ぶりに顔を出すため向かうが、タクシーはもちろん一台もなくひたすら
歩く、歩く。神宮前から青山と西麻布の境目くらいまで。
着物で足袋に下駄のあすか、すまんことした。
なんとか、終了前にたどり着きシャンパンを振舞われご飯も食べて
ビーフットに興じる流れに混じってみる。
一年前のオープン時ポラ写真がまだ貼ってあって自分写真に驚く。


で、また神宮前に戻り、祭りの後の熱の残る
町内で、久々に商店街どんつきにある宮崎料理きばいやんせ、に行く。
というかこの辺に事務所があるデザイナーのリョウさんがいたので
そのテーブルに入り込んで3時過ぎまで霧島地鶏メインのゴハンをいただき
ちょろちょろと近隣の店の友人らに挨拶をしつつ飲む。
まあ、家から0分圏内にこれだけ深夜の飲食店やらコミュニティが
あったという状況は恵まれていたんだなぁ、と思う。
少しずつ、奥原宿も変わりつつある、とはいえ。