東恩納さん@SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS

pesce2008-08-22

渋谷から歩きなどで帰る途中に、日曜でも深夜0時とか
それくらいまで開いててくれるナイス書店、
SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSがありまして、
時間があるときはできるだけざっくり中を徘徊するように
しているのですけど。(でも滅多に買わない。我慢の子)
通りかかったらなんか結構、遠くから見てえらく明るい。
それも真っ白く明るい。ちょっと異様。
何かと思ったら、店頭にて東恩納さんのシャンデリアのミニサイズ版が
ディスプレイされていましたよ。やばいかわいいじゃないか。欲しい。
で、ガスから出ている前回の展覧会でのブックも販売。
脇にフロイド全集と、フロイト先生フィギュアまで置いてあるという
芸の細かさ*1。これは幅くん仕事でしょうか?

なぜフロイト、というと作家本人による作品解説ページに、現在に至る
作風の転換がいわゆるフロイド用語で言う「不気味なもの」ウンハイムリッヒ、
という概念との出会いでもあった、というお話が織り込まれているのですね。
「過去からの不気味な風」、とも言いますが何か、既知である物事が
どこかに押し込めてある、その無意識の中の記憶の揺り起こし。という話。
そういう感触を、見慣れた蛍光灯やファンシーな柄のはぎれや
レースやチープな手鏡なんかのモチーフに託しているということ。

小さくても十分眩しい↑
先週くらいから始まっていたみたいで、なかなかいいのだけれど
昼間はどうなってるんだろうなー。と思いつつ。
あ、ブックは買いました。

*1:店内が静かなうえカメラを置いてきておりケータイのシャッター音を考えて撮影する勇気なし。残念。