パラレルワールド@都現美

そんなわけでフジヤカメラの袋ぶら下げ長崎ちゃんぽんで昼を食べてから
茂木先生×内藤礼さんのトークがある都現美へ急ぐ。15時からのトークの前に
14時ごろから内覧していると、内藤さんが茂木先生を連れて作品解説をしているところに
合流する。桑原茂一さんもいて久々にご挨拶をする。一般公開の日なので写真は無いですが、
内藤さんの作った木の部屋のような空間はコップから溢れた水が流れ続け、反対の窓には
半分に水の減ったコップがありマジックミラーの窓ガラスには小さな丸い鏡がひとつずつ
貼ってある。鏡の消失点、と語っていた。理解より感覚にゆだねると気持ちが良い。
ほか、名和晃平のプリズム作品、ミシェルブラジの春雨彫刻?(子どもが喜んでた)
曾根裕の雪の結晶の彫刻などなど。ざっと観てから対談へ。茂木さんがかっとばし
内藤さんは冷静に、落とす。
「僕は内藤さんの作品が大好きなんです!」→「……そうですか。」
「(直島の家プロジェクト)わ、まだある。と仕掛けられたという、内藤礼に!」
 →「仕掛けては…いませんが。」
なんとなく、好きな女性の前の男子と、悪気はないのに冷たく当たる女子、みたいな
(あくまで比喩ですけどね)微妙に女性らしい軽い意地悪のような回答が、
ところどころに見えて、なんとなく微笑ましくさえあった。
後半、収録か何かで中座した茂木さんに代わって、都現美の住友文彦氏と話すと
急に会話のテンポが良くなったりしたあたりも。

のち、代々木公園駅で鰻重、帰宅していると近所のDexeeDinerに移動した
茂木さんご一行に合流の鈴木さんからお電話あり自転車で伺う。
茂木さんは椅子で脳編集(睡眠)中。小一時間ほどして、帰り際に店から徒歩二分の
SBPS(前エントリ参照)東恩納さん展示へご案内してから帰宅。