古平正義さんレセプション

ラムフロムのギャラリーで古平正義さんの展示が始まった。
が、そちらには間にあわずに南青山の新事務所お披露目オープンハウスへ
直接向かうことに。

ラムフロム勢と一部デザイン関係の友人、旧知の人々と挨拶しながら
テラスでワインとサンドウィッチをいただく。
展示は過去作品のアーカイヴ、ラムフロムでは主にポスターとかで
フクヘン。展の「ものがいっぱい」感と正反対に平面構成。
ポスターや本などには「ああ、これも古平さんの作品だったのか」
と言うものがけっこう多くある。
アーキグラム展のポスターは入稿の指示の入ったトレーシングペーパーを
添付してそのまま展示して、製作の過程を見せる点でちょっとフクヘン。展
ぽくもある。ラフォーレやら色々、見覚えがある作品群。



完成品が高所にあったのでゆがみはご愛嬌……


そしてちょっとしたデザインがひねりのある新オフィスルーム。
鍵型のライトスウィッチ(調光盤)とか(いや文字通り捻ってます、とかそういうんでは……)。
昨年カナリアワールド(徳田氏のオフィス)を手がけたトラフのメンバーが
何人かいたように思ったけれどここも彼らだろうか? (要確認)
テラスからなんとなく見おろして、向かいにあったはずのIDEE旧本店が
更地になっているのを、ほんの4年前までその屋上のドームに詰めて
本を作る夏を幾つか繰り返したことなど懐かしく思う。
かつてあそこにはたくさんの、少し特別な人たちが居たように思う。
ちょっと立ち寄るのに気分のいい、植物の影や差し込む光のいいカフェ。
階段を昇って昇って、あのあたりにオフィス……とワイン頭でぼやっと
記憶を構築していると、中から新しい知人らに呼ばれ室内に戻る。
帰り際に近所の七面鳥カフェに久々立ち寄ると、
なんと10月10日で閉店のお知らせを受け取る。
確か就職してすぐくらいにはあった記憶があるので、こちらも長いお付き合いでした。
南青山も変わりゆきます。