非情勤講師(嘘です超優しい)

何気にもう五年目になる、愛知の奥地への週一回の旅。

毎年システムは変わっていくしメディア業界も変わっていくので
毎度、もう少し工夫が出来たなぁと思ったりする。
紙メディアに対する学生の姿勢は、人によって本当に
温度が違うようになっていくし、表現方法も手先のこなれと
目的への想いが巧くかみ合っていない例が多いので、その辺と
あとは私の側からはいわゆる商業出版物の世界と、
コマーシャルなメディア全般というのを各自でどう捉え(たいか)
関わって行くつもりなのか、と言うのを出来れば考えてもらう。

観てのとおりの山の中、しかし丘陵地のなだらかなうねりに
横たわる吉村順三建築。多分、現存する国内最大級のものだと思う。
これを恵まれた環境と受け止めることが在学中に出来る学生も
そうなかなかいない、まあ学生時代のことは色々な方面でみんな
あとから気づいてしまうのだけれど。ここはまた格別だ。

加工ソフトで遊んでしまったけど本当に美しい
ともすれば居心地のよさに、ここが期限付きの楽園だと
(まあ人によってはここにい続けたり戻って来ますが)言うことを
なんとなく忘れてしまうのを、たたき起こすのが役目、
と言われておりますが。
私ですら普通からしたら浮世離れ組だと思うので、本当に
大丈夫かと思うけれど、まあ底が抜けているのはいるもんなので
毎度、規定時限オーバーしながらなるべくやって行ってます。
立替計画は景気の冷え込みのおかげで凍結されてるらしい。
それはよいニュース。