情熱マツタケ

友人の幅くんが情熱大陸に出る、と言う話を聞いたのは
一年以上前だったような気もするんだけれど、どうやら
それがオンエアされると言うので本人参加のパブリック・
ビューイング@タグチ家へ。

確かな記憶はないのだけれど、知り合ったのは多分2002年末〜
2003年初春のあたりで、当時もう既にABCからJIに行っていて
その春にオープンした六本木ヒルズにできるTSUTAYA東京の
書店統括MDを任されていたと思う。その後、2003年は近いところでの
仕事が多く、2004年には協働で幾つかの紙媒体を作ったりもした。
大学に特別講義か、ゲスト講師でとお願いしたのはもう少し
あとで2005年になっていたかしら。

この日は番宣が入るたびにみんなで大騒ぎしているような状況で
タグチ家に用意されたマツタケを焼いて食べつつ番組開始で乾杯したり。
同世代の人間(って向こうが若いですけど)が世の中に出てくる
ということと、ちゃんとそのアイデアや努力や才能が評価されて
くれるというのは嬉しくもありコンチクショウでもあり、
まあただ妬んだり羨ましがるような自分でなくて良かったなぁ。
と思う。編集者として、また本やその周辺のものを巻き込んだり
売り場まで考える姿勢は基本的にプロモーションの仕事をして、
売り場の棚を観察していた日々が社会人経験の基本にある自分の
共感を持つ部分なんだろう。
この番組最後に聞かれた、一週間を元気にはじめるための三冊で
二冊目に言った『スヌーピーたちの人生案内』(主婦の友刊)が
翌週アマゾンで一位になったとかあとで本人から聞かされて、
も一度コンチクショウと思いましたが。