電子音楽としてのホタルノヒカリ

池田亮司展 +/−[the infinite between 0 and 1]@都現美
雨の中、終了間際に向かう。途中抜けじゃなく足を運んでるので
最近ずっと終了間際に滑り込んでるのです、昼も。

年末にパリで行われた展示の巡回。真っ白い光の壁ではないんです。ピクセル粒は数字データなんです(下参照)


上記の拡大。この数字の海が壁一面に輝く。

美しいピクセルデータ集合、そして音響というかサイン波。知覚の解像度はどこまで拡大が可能か。

地下には打って変わって真っ白な部屋(靴も脱いであがる)が
展開され、そこには真っ黒な兵器のようなスピーカー群が向かい合い
そこから照射されるサイン波の中を進む。
残念ながらそこで終了(涙)で、館内に突如『蛍の光』が流れ、
スタッフのみなさんは、まだいいですよー、といってくれましたが
ええと、"蛍の光 Ryoji Ikeda mix" というか♪ほーたーるのピキーーー
とか、♪ひーかーりガキューーー とかなるんでなんかこの
素敵な真っ白空間での状況がおもしろくなり過ぎて笑いが漏れて
仕方ないので、あがりました。すみません早く来るようにしたいです。
でも貴重なもの聴けました、多分。
タクシーで東銀座まで戻り、歌舞伎座のヴェトナム料理屋に入り軽く夕食。