Christian Constant Paris

前回訪問した際に「東京に支店ができたんだよ!」と、赤毛のおじさまにカードをもらった。パリのリュクサンブール本店には2003年からの客でパリに立ち寄ると多少無理しても足を運んでいた。 ということで、既にこれを書き込んでいる時期からするとほとんど情…

U-Tsu-Wa @ 21_21

乃木坂からよっこらせと、うつわ展プレビューへ。音に聞く、89年の草月会館でのLucie Rie展のこと、今回、はその再演、オマージュともいえる展覧会だという。89年と同じく三宅一生による監修、安藤忠雄による会場構成。 そしてJennifer LeeとErnst Gamperlと…

東泉氏蕎麦会@スナック白い部屋*1

昨年も開かれたのだけれど、急遽RT小崎さんが風邪に倒れ今年こそリベンジと言う東泉一郎氏による蕎麦打ち会。一見和やかですが、かなり真剣勝負の粉と水との格闘が繰り広げられてます 円錐にまとまり、そこから円盤に、そして四角を目指し延ばされて行く 東…

Baxter@神宮前&BISAZZA@青山&ラーメン@赤坂

transitからお知らせでMen's GroomingのBaxterというブランドのショップを神宮前に開くというのでとりあえず行ってきた。旧居から徒歩二分、いわゆる奥原宿ですが、また渋いところに……。 でもカリフォルニアだという製品はデザインの青もそんな風に抜けが良…

さわひらき展&花沢武夫&市川孝典

夕方からけっこう濃縮気味に月島〜東麻布〜赤坂と周回。まずはオオタファインアーツでさわひらき展。メインの映像の脇に小さな部屋が作られて、その中では棚の奥の壁に映る小鳥たちの影絵。影の元の小鳥はぺらりと薄く棚の淵にとまる。実体の無い光景。その…

大竹伸朗さんトーク@ABC&宮永愛子art egg@資生堂ギャラリー

金沢でお会いしてた新潮社の田中樹里さんがご担当した単行本が二冊連続して発行&トーク・サイン会。第一弾は先週の杉本博司『現な像』、そして今週は大竹伸朗さんの『見えない音、聴こえない絵』だった。共に『新潮』連載。『見えない音、聴こえない絵』大…

野菜パーティ&遠山さんバースデー@銀座ストック

時々、我が家で不定期開店する”スナック白い部屋”のお客さま(?)でもあるスープストック東京の遠山正道さんが、ご自慢のお野菜で誕生日パーティを開く、と数日前に留守電に吹きこまれていたのでともかくさまざまな予定をすっとばし銀座ストックへと。 ドア…

20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代

Bunkamura ザ・ミュージアムにて。 年始から開催されていたので、仕事始め二日目ごろに閉館後の関係者内覧会があったらしいけれどスカッといきそびれていた。ということで昨年から行きたがっていた母とともに。 公式サイトより今回は写真がないのでまあこん…

KISHIN SHINOYAMA「TOKYO 20XX」など

夜に紀信さんの個展パーティが芋洗い坂のT&Gにて。昔、某グラビア誌の巻頭連載の担当をしていた頃があり一応、毎度挨拶するけれど既に本人は何の人だったか忘れていると思う。私も自分が何の人かよくわかりませんし。前の雑誌のときに誌名を聞かれて言ったら…

就任式典@SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS

近所の商店街だったのと、どういう客層なんよという興味から幾つかあった同時中継会の会場のひとつSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSという神山商店街の本屋を選ぶ。店を覗き込んでいた老夫婦が(午前二時の散歩?)「これ、出版社よ」と納得していたがまあ…

藤本由紀夫「遠/近」@ShugoArts

清澄のSHUGO ARTSへ。藤本さんの個展。アクリル板に穿った微細な穴が影を落とし言葉を浮き上がらせる 白く塗ったキャンバスに、同じくドットで単語を綴ったものや、その穴から投影されて膨らんだドット影での単語、そのバリエーションのほかに、裸のオルゴー…

イェッペ・ハイン"Kuru Kuru"@SCAI THE BATHHOUSE

反射、主に鏡面素材を使った作品が空間をねじり、歪ませ、繋ぎ、交換し、コミュニケーションを喚起する、というデンマークから来たインスタレーション作家さん。コペンハーゲンにはジャズフェスティバルの取材で2004年に行ったきりだけれど、クリスチャニア…

新年です

いやずいぶんひどく間あけてるじゃないの、ってつっこみとかもいただいたりしているわけなんですけれど。それくれたのが社内の人だったり、と言うかその人はいいとして別のところで社内の人が一生懸命アクセスアタックかけてるログがあったりするのを眺めな…

情熱マツタケ

友人の幅くんが情熱大陸に出る、と言う話を聞いたのは一年以上前だったような気もするんだけれど、どうやらそれがオンエアされると言うので本人参加のパブリック・ビューイング@タグチ家へ。 確かな記憶はないのだけれど、知り合ったのは多分2002年末〜2003…

非情勤講師(嘘です超優しい)

何気にもう五年目になる、愛知の奥地への週一回の旅。 毎年システムは変わっていくしメディア業界も変わっていくので毎度、もう少し工夫が出来たなぁと思ったりする。紙メディアに対する学生の姿勢は、人によって本当に温度が違うようになっていくし、表現方…

Shing02 & HEAVYMANNERS@ Liquid room

なんやかんやのわたわたで、新幹線の中からリキッド三船さんにお電話して、なんとか無理やり恵比寿リキッドルームにたどり着く。何を隠そう、実はお初なのです。恵比寿リキッド。 二階のタワーカフェにはしばしばお邪魔して飲んだくれたりしていたこともあっ…

Peter Zumthor@世界文化賞記念講演/吉岡徳仁『Second Nature』

高松宮殿下記念世界文化賞、の受賞記念講演に御大が!ということで行ってきました『3-Buildings, 5-Projects』。ポスターに使用されたブルーダークラウス野外礼拝堂や聖コロンバ教会美術館という最新作を皮切りに、現在進行形のプロジェクトをそのスケッチや…

原研哉『白』@銀座ggg

夕方に、本当にバタバタといった感じで中央通りを駆け抜けて銀座グラフィックギャラリー(ggg)へ。明日から開催の原研哉氏の個展『白』のオープニングが思ったより早い時間だったのだ。ちょうど、ドアの閉まるようなタイミングで(中はまだ盛況)飛び込んで…

大琳派展内覧会@東博

尾形光琳生誕350周年記念特別展「大琳派展~継承と変奏~」とフルで書くとえらい長いことになりますが、東京国立博物館・平成館にて始まります、金キラキン。 ということで内覧会へ足を運ぶ、曇り空の小雨も降る中も盛況。 タイトルだけ見ると光琳が中心のよう…

ホセ=マリア・シシリア@TAMADA & 姉川たく@Gallery ef

夕方からバタバタと都内を駆け回る。所用済ませて、月島のMUSEUM at TAMADA PROJECTSへ。 到着次第、赤ワイン片手の住吉”蜜蝋好き”智恵さんが、「この人は色なのよ!」と入りかかったドローイング部屋から花と蜜蝋の堆積したムンムンしたお部屋へ連行してく…

原美&きのこ

土曜日、午後から原美術館へ米田知子展-終わりは始まりを観にいく。オープニングのときはちょうどいなかったのだ。 開催前の週にSHUGO ARTSで、眼鏡シリーズ新作『見えるものと見えないもののあいだ』ブレヒトの眼鏡でベンヤミンからの献辞を見る、というの…

古平正義さんレセプション

ラムフロムのギャラリーで古平正義さんの展示が始まった。が、そちらには間にあわずに南青山の新事務所お披露目オープンハウスへ直接向かうことに。 ラムフロム勢と一部デザイン関係の友人、旧知の人々と挨拶しながらテラスでワインとサンドウィッチをいただ…

アネット・メサジェ→清澄白河

昼から人の引き合わせでセルリアンにてランチミーティング、多少長引いてばたばたと待ち合わせのヒルズに向かいメサジェ展。週末昼の六本木ヒルズなどいつぶりか、基本的には避ける時間帯。過去には東京ピクニッククラブ(TPC)の展示があったときすら森美の…

遠山敦『たす・ひく・たす』@未来画廊

ちょっと立て込んでいて、レセプション開始時刻30分過ぎに芋洗い坂を逆流して合流@未来画廊。ここは友人がPRもやっているはず(オープニングいけなかった。茂市ちゃんゴメン)で、ハコ自体も前の編集部に関係深いところが持ってたりなので本当はちゃんと、…

『フクヘン。』展クロージング

ということで茂木健一郎さんと鈴木さんのトークで最終日(正確には一日前の日曜)を飾る、というのに行ってきました。さすがに茂木先生の人気もあってか、予約開始8月10日のうちに店員60名のうち55名くらいまで埋まっていて、翌日夕方にはそれもなくなってし…

パラレルワールド@都現美

そんなわけでフジヤカメラの袋ぶら下げ長崎ちゃんぽんで昼を食べてから茂木先生×内藤礼さんのトークがある都現美へ急ぐ。15時からのトークの前に14時ごろから内覧していると、内藤さんが茂木先生を連れて作品解説をしているところに合流する。桑原茂一さんも…

GRデジタル始めました

学生時代、なんーも考えなく色々カメラをいじっており(中古の二眼とかホルガなんかのトイカメラも含め)、その中で一番気に入ったということで、二回生くらいの頃からGR-1を使っていた。こちらの撮りたい写真、再現性、感覚的な部分でばっちりなレスポンス…

東恩納さん@SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS

渋谷から歩きなどで帰る途中に、日曜でも深夜0時とかそれくらいまで開いててくれるナイス書店、SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSがありまして、時間があるときはできるだけざっくり中を徘徊するようにしているのですけど。(でも滅多に買わない。我慢の子)通…

B地区の真実

ちょっと前のニュースですが面白かったんで。■「会見画像に乳首が入る」 伊首相府、背景の絵画を“改作” (読売新聞 - 08月05日 21:10) って言う。元記事はアーカイヴされないようなんで海外記事などから情報拝借(イタリア語)。 記事としては、ベルルスコー…

外苑花火

昨年は入稿の合間に30分だけ立ち寄った、旧地元の年に一度だけ路地裏まで客が入る客が入るぞー、の日。夏らしいエントリー2連発ということで。とりあえず、12年まえに住んでいたこの界隈の自室マンションの窓からはほぼ真正面に見えていた花火。今は建物す…